■  プログラム  ■

 11:00〜12:30 理事長対談
 12:30      受付開始
 13:00〜14:30 会頭公式訪問
 14:30〜15:25 式典
 15:25〜15:45 全国大会支援
 16:10〜18:00 懇親会
● 当日の服装は、襟付きのポロシャツ・スラックス・スニーカーにてお越しください。
● ネームプレート・筆記用具(アンケート記入があります)をお忘れなくお持ちください。
※懇親会においてお酒が入りますので、自家用車での来場はお控え下さいますようお願い致します。
ご協力の程、宜しくお願い致します。

主 催/(社)日本青年会議所 北陸信越地区 福井ブロック協議会
主 管/(社)武生青年会議所


■ブロックコンファレンス2003開催に向けて

福井ブロック協議会会長   岸本 正之

 本年、ブロックコンファレンス2003と称して、日本JC揚原会頭公式訪問・福井ブロックの活動集大成の発表・第33回福井ブロック会員大会を、(社)武生青年会議所主管のもと『武生』で開催させて頂きます。
 本年の大会スローガンは、《United Fukui輝きを今ここに結集しょう!》です。まさしく、ブロックを構成している10の会員会議所は、個々に素晴らしい輝きを持たれています。その輝きを結集する事により、県域一ふくいに輝きをもたらし更なる県域ふくいの開花へと導く事になると確信致します。
 当日は、様々なファンクションが遂行されますが、会員の皆々様のご参画を賜り、共に実り多き素晴らしい一時を創っていきましょう!会場で、皆々様とお会いできます事を心より楽しみに致しております。



(社)武生青年会議所  宮川 岳人

 大化の改新後、国府がおかれた私達の暮らすまち「武生」は、その昔、万葉集でも数多く詠われ、紫式部が一時期を過ごすなど歴史的にも古くまた、産業も伝統の打刃物・和紙などが大きく発展したまちでもありました。
 本年、「United Fukui〜輝きを結集しよう、今ここに〜」をスローガンに社団法人 日本青年会議所 福井ブロック協議会 第33回会員大会に揚原会頭をお迎えし、この地で開催できますことを心より歓迎させていただくとともに、このまちの伝統とそして気品漂う街並みを感じていただきながら、より多く会員の皆様との懇親を深めてまいりたいと考えております。
 社団法人武生青年会議所として精一杯のおもてなしの心をもって皆様方をお迎えするなかで、この大会が志を結集した若者の、更なる飛躍の場として参画していただけますことをお願い申しあげます。


  ブロックコンファレンス
    2003委員会委員長  三崎 俊幸


 JCの感動のひとつに、「出会い」があると思います。「志」をもって行動すれば、多くの「輝き」に出会うことでしょう。輝いた人との出会いから始まる感動をよりたくさんのメンバーに味わって頂きたい、そんな想いでブロックコンファレンス2003を開催させていただきます。
 皆様の「輝き」を結集してください。率先して行動し「輝き」を探して下さい。6月28日(土)、福井ブロックの地理的中心である「武生」の地で、お待ちしております。



■歴史と文化を大切にする武生

 武生市は福井県のほぼ中心に位置し、越前富士・日野山を仰ぎ、中央を日野川が流れる自然豊かなまちです。往古に国府が置かれ、越前国の中心だったことにより、今でも市内の至るところに由緒ある神社仏閣が建ち、歴史遺産が数多く残されています。
 白然豊かな味真野(あじまの)の里や日野川は万葉集にも歌われ、源氏物語の作者・紫式部の越前国府来遊(996年)にちなんで造られた寝殿造りの庭園「紫式部公園」は平安の香りを漂わせています。また、昨年放映されたNHK大河ドラマ「利家とまつ」の前田利家ゆかりの地でもあります。1575年に信長によって越前の国割が行われ、府中三人衆に「府中二郡」10万石が与えられ、利家が初めて大名になりました。その居城跡や利家の両親の供養塔がある宝円寺、まつの念持仏堂などに県内外から多くの観光客が訪れています。昨秋には、北陸の秋を彩る第51回「たけふ菊人形」が、「利家とまつ」をテーマに開催されました。
 一方、産業面では、越前打刃物などの伝統産業から電子・自動車・家電部品などの先端産業まで幅広い業種からなり、工業製品出荷額等は県内トップです。また、この工業力を背景に、市人口(約7万4,000人)に対して外国人市民比率が3.2パーセントと高いことも武生市の特徴です。
 郷土の歴史に誇りを持ち文化を愛する市民が多く、市民の手でさまざまなまちづくり事業が展開されています。主な行事を紹介すると、5月は、「式部まつり」や「万葉まつり」。6月は、世界一流の音楽家たちが市内各所で演奏会を催し、武生が音楽のまちとなる「武生国際音楽祭」。8月は、現代美術の展覧会「国際丹南アートフェスティバル」。9月は、若獅子会と姫獅子会によって復活した「総社神輿」。10月は、全国から源氏ファンが訪れる「源氏物語アカデミー」等が行われています。
 地域の歴史文化を大切にする心は、まちづくりのハード面にも表れています。旧北国街道に面した中心市街地には現在も多くの土蔵が残っており、住民と行政が協働して蔵群の特性を生かしながら環境を整備し、多くの蔵が店舗やギャラリー等としてよみがえりました。その界隈は中心市街地の新たなにぎわい拠点として市民によって『蔵の辻(つじ)』と名付けられ、一昨年、国土交通省の「美しい町並み大賞」を受賞しました。さらに、市民団体によって古い町屋も再生され活用されています。今後、町屋の保存活用や町並み保全の輪を広げ、まちの文化と環境を守り、住民に愛される、にぎわいのあるまちづくりにつながっていくと思います。
このような武生の街を、是非散策して下さい。